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日々の体験記

吃音者が苦手なこと・シチュエーション

 

吃音者は話すのが苦手ですが、人によって苦手な分野が違います。

吃音者だけどみんなの前で話すのは得意。逆に2人は苦手。

対面は得意だけど電話は苦手。もしくはその逆など。

 

今回は僕が苦手なシチュエーションをまとめました。

 

 

 

電話

自分から掛けるのが大の苦手

 

僕は自分から電話を掛けるのが1番苦手です。

まず一言目が出ません。

 

なかでも営業先の固定電話に掛ける時が大の苦手。

相手が「お電話ありがとうございます。○○です。」と言った後

毎回5秒ぐらい間が空いてから喉の奥から絞り出したような小さいな声が出ます。

 

これは難発という症状で、簡単に言うと声が出ない症状です。

その後出る声は、喉が締め付けられている状態から出るのでか細い声になります。

相手からすると不思議で仕方ないと思います。

 

 

対策は?

僕が吃音と付き合ってきて、電話を掛けるための対策は

 

相手の携帯電話の番号を真っ先に聞きその番号に掛けることです。

 

何度もやり取りする人や番号の登録をお願いしておけば

自分から掛けた時に相手の画面に自分の番号が表示されるので

安心してしゃべることができます。

 

 

 

自己紹介

大勢の前

僕は大勢の前で自己紹介するのは苦手ですが、人生でそこまで吃ったことがありません。

大抵自分の番になるまでに、ほかの人の自己紹介にツッコミを入れたり周りの人と話しているので

緊張がほぐれたりその場が良い雰囲気となっているので動画らないのだと思います。

 

 

 

1対1

逆に1対1で自己紹介する場面の方が苦手意識があります。

 

もし言えなかった際に、聞いている人は相手のみなのでその目線が怖いからです。

 

なのでどんな会場でも名刺を持参し、名刺を渡しながら言ったり

プライベートの際は名字を言わず(言いづらいので)下の名前だけ言ったりしてます。

 

 

 

飲食店での注文

カウンターのお店

マックやカフェなどカウンターで注文するタイプの店は苦手ですね。

 

これからの時期暑くなるのでアイスティーを注文したいですが

「アイス」という単語が言いづらいのでメニューを指さしながら言ったり

それでも言えない時は、「これください」と言ったりしてます。

 

 

 

まとめ

ざっくりと書きましたがやはり電話と自分の名前を言うシーンが苦手です。

 

最近、『電話営業をなくせ』という言葉がはやりつつあるので早く世の中に浸透してほしいです。