吃音をカミングアウトすることのメリット・デメリット
吃音を周りの人に知られたくないから
カミングアウトできない人も多いかもしれません。
カミングアウトすることによって周りの支えを受けれることもありますが
会社だと吃音がハンデになり、出世に影響することもあるかもしれません。
今回は仕事をするうえで吃音をカミングアウトすることのメリット・デメリットについて考えたいと思います。
吃音だとカミングアウトするタイミング
まず、仕事をする上でのカミングアウトするタイミングについて考えたいと思います。
入社面接時
入社面接の際に、最初から吃音だとカミングアウトする場合。
吃音をカミングアウトし、面接官や同僚が吃音について理解があったりすれば
入社後少しは働き方に配慮があるかもしれません。
これは人の少ない会社やアットホームな会社だとあるかもしれませんが
大企業ですと、障碍者枠での採用を勧められるかもしれません。
入社時
入社し、配属された部署のメンバーや支店の方々にカミングアウトする場合。
こちらも理解があれば吃音者が苦手な電話対応が免除されるかもしれません。
実際に私はカミングアウトをし、20歳以上離れた上司に電話対応をしてもらってました。
ただ、本来自分がやるべき仕事だったので、常に申し訳ない気持ちを背負いながら仕事をしてました。
また、カミングアウトせずに無理して電話を取っていると
電話が鳴る度に心臓がバクバクになったり、鳴らなくてもいつ鳴るか、いつ電話を取らないといけないかというプレッシャーと闘っていました。
仕事をする上でカミングアウトするメリットは
吃るのを隠して自分が辛くなるのを防ぐメリットがあると思います。
吃音だとカミングアウトしてしまえば楽になります。
周りの理解が得られれば、過ごしやすい環境になります。
しかし、公表することにより職場や学校では障害者というレッテルを貼られることもあるので
障害者と呼ばれても気にしない人はいいですが、そうでない人は慎重に。