【吃音】「あ行」苦手を克服!「・りがとうございます」など一言目を言わずにしゃべることについて
YouTubeのコメントを見ていると、あ行が苦手というコメントがやたらと多い。
僕も吃音に囚われるようになってからこれはすごく思っていました。
実際、前職場は「あ」から始まる会社だったので社名は言えなかったし
日常生活でも「ありがとうございます」や「明日」など「あ」から始まる言葉を使う機会が多い。
そこで「あ」から始まる言葉を上手くしゃべる方法について考えてみました。
「あ」と「た」さえ合っていれば間は何でもいける説
この前の水曜日のダウンタウンでこんな企画がありました。
「ありがとうございました」の場合、「あ」と「た」さえ合っていれば間は何を入れてもいけるというもの。
春日が「アリゲーターいました」と言っても宮川大輔は何も違和感を感じずスルーしていました。
「兄が罪人でした」はもはやお礼を言ってしまうぐらい気づいていませんでした。
これを見て吃音者の人が「ありがとうございました」のことを
「・りがとうございました」と言ってもばれないのではと思いました。
実際僕も居酒屋でアルバイトしていた時に
「ありがとうございました」が言えず
随伴性を伴い膝を叩きながら言ったり
「・・・とうございました」などごまかしながら言っていたことが結構ありました。
こういう風に言っても相手は何も疑問を持たず何も言われることはありませんでした。
人は言葉を聞く時、雰囲気で聞いていることがほとんどだと思います。
例えば英語を聞く時。
英語に堪能な人でなければ全部聞き取れることはないです。
大体何も言っているかを雰囲気で聞き取り、会話をしています。
日本語で会話する時もこれと同じで大体の雰囲気で何を言っているか聞き取り会話をしています。
なので1文字目を言わず「・りがとうございました」と言っても大丈夫です。
吃音者は傾向的にまじめな人が多いと思います。
まじめに言わなきゃと意識するからこそ吃りが出てしまうことが多いです。
そんなにまじめに言わなくても伝わることは実証されたので
「あ行」が言いづらい、「ありがとう」が言えないなどで悩んでる人は
こういう言い方でストレスを軽減しましょう。